住宅ローンは金利動向予想が必要
このページでは、住宅ローン金利の変動についてお話させて頂きます。
住宅ローンの金利は、好景気の時は金利も高く、不景気になると金利も下がるというように、景気と住宅ローン金利は深い関連があるのです。
たとえば・・・バブル全盛期の時とバブルがはじけてからでは、住宅ローン金利も上昇から下降へと大きく変化しました。
ですから、住宅ローンを選んだり借り換えたりするには、今後の金利動向予想が必要になってくるのです。
そこでここでは、この住宅ローン金利について掘り下げてみました。
住宅ローン金利の変動を見極める
住宅ローンの金利は、その時々の景気の変化により大きく左右されます。
過去には、昭和61年頃の円高不況から平成景気に移行する時点では、住宅金融公庫の基準金利は4、2%あり、その後もバブルによって上昇しますが、バブルがはじけたあたりからヒタヒタと下降線をたどり、平成10年には2%の底までに下落した・・・ということがありました。
これが、都市銀行の住宅ローンの場合、金利の変動はもう少し激しく、昭和の時代は公庫金利より概ね1%ほど高い程度の水準だったものが、平成時代に入ると大きく乖離し始めました。
平成2年当時は、公庫融資の金利が5.4%前後だったのに、都市銀行の金利は最高8.5%という高水準を記録しました。
しかし平成5年になると都市銀行も、ようやく公庫と同水準まで金利が下がったということです。
その後、平成7年から、長期的な低金利時代が始まりました。
つまり、もう10年も低金利時代が続いているわけですね。
ですが、これまでの金利動向を冷静に見ると、都市銀行の変動金利は過去20年間にわたって平均約4%です。さらには、金利が3年間で3%も上昇した時期もあったのです。
ですから、今後の景気動向次第では、再び住宅ローン金利が4%台になる事も、十分考えられます。それと、住宅ローンの金利推移は、ゼロ金利政策が解除されると上昇するのではないか、と予想されています。
ですが、近年では、建築基準法の改正が関係して、新築の着工件数が激減しているので、住宅ローンも低金利となっています。
そもそも住宅ローンの金利は、融資実行時点の金利が適用されるのですから、住宅ローンを選ぶ時や借り換えにあたっては、今後の金利動向予想が必要と言えますね。
以上が、住宅ローンは金利動向予想が必要についての説明となります。
他のページにも、住宅ローンに関する記事がありますので、そちらの方もご覧ください。
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